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エコポイント狂騒曲 [雑感]

従来のエコポイント制度は今日一杯で終了し、明日から年末まではポイント半減、年明けからは更に適用条件が厳しくなります。
先日来、ニュースなどで駆け込み需要の喧騒が伝えられていますが、闇雲に何でも買えば良いというものではないでしょう。

今回の現象は、株主優待の権利取得にも似ているように思えます。僅かの優待を貰う代償として、その後の権利落ちによる株価下落を享受しなければならないことになります。
優待取得の場合は、原則として企業価値の下落は考えないわけですから、次回の権利取得時までには株価の回復を期待することができます。

しかし、エコポイントの場合はどうでしょう?
購入した家電製品の価値は、時間の経過と共に大きく下がっていきます。ましてや、駆け込み需要の影響で、今現在、本来の価値以上に高値になっている製品も少なくありません。

例えば、私が8月に購入した「日立Wooo L22-HP05-B」は6万2千円ほどでしたが、直近では最安でも7万円以上になっていました。
録画テレビ人気もあるのでしょうが、エコポイント以上の値上がり幅となっています。

駆け込み需要で値上がりした製品は、明日以降は元の価格に戻るかもしれませんし、戻らないかもしれません。
しかし、今後ボーナス商戦を見越した新製品が出始める頃には、旧製品は間違いなく値下がりするでしょうし、恐らくはエコポイント分以上の下落幅になるでしょう。

これはあくまで私個人の見解ですが、エコポイント目当てに今月慌てて購入するくらいだったら、特に欲しい製品がない限り、来月一杯くらいまで様子を見た方が良かったのではないかと思います。

テレビの街頭インタビューで、「自分は情報に敏感だからエコポイントがある内に買いに来た」みたいなことを言っていた人がいましたが、情報に敏感な人だったら、この夏には既に必要な家電製品は購入済みだったのではないでしょうか?

また、ちょっとした予測能力のある人だったなら、11月の駆け込み需要は恐らく想定可能であり、それを考慮した上で、早い時期に買うか、あえて12月以降に買うかの判断を行なう余裕くらいはあったのではないかと思います。

さて、エコポイントは政府や業界主導の仕掛けられたサービスですが、これを実質的な値引きサービスと捉えた場合、反対に自然発生的な値下げといったサービスもあります。
例えば、新製品の登場に伴う旧製品の値下げや、B級品や中古品であるが故の値下げなどです。

先日、久し振りにブックオフに行ったのですが、今までほとんど安くなることのなかったエクセル2003関連の書籍が、軒並み105円で売られていました。
全部で5冊ほどあったのですが、もちろんありがたく買わせていただきました。

値段シールが1枚のみで重ね貼りされていなかったことから、これらは値下げされたのではなく、最初から105円で売られていたようです。
すなわち、この本が持ち込まれた段階で、10円か20円程度の買取価格しかつかなかったものと想像できます。

この秋にオフィス(エクセル)2010が発売されたため、エクセル2003は2世代前のアプリケーションとなったわけですが、それが買取価格に影響を与えたものと考えます。
でも、エクセル2003を使っている人は未だ多いということを、ブックオフの担当者は知らなかったんでしょうね。

もっとも、最近買い取ったエクセル2003関連書籍は、恐らく105円で売られる可能性が高いように思われますが、以前に買い取ったものは当分高いままでしょう。
その証拠に、エクセル2000関連の書籍が、未だに定価の半額程度で売られていたのですから。

ブックオフやハードオフでは、どうも原価主義(簿価基準)が強いように思います。すなわち、買取価格が全ての基準となるわけです。
そのため、いくら古い書籍や電化製品などであっても、買取当時の相場基準の価格からなかなか抜け出せないわけです。

その一方、最近買い取ったものは相場基準が大幅に下がっていますから、最初から低い価格での販売ができることになります。
その結果、明らかに古い書籍や製品の方が、それよりも遥かに新しいものより高いままでいるという、ちぐはぐな現象が生じるわけです。

もっとも、これは私たち顧客にとっては良い面もあります。言うまでもないことですが、想定以上に安く購入できる機会がある、ということです。
しかし、そのためには日頃から足を運び、価格動向をチェックすると共に、絶対的な価値基準を常日頃から身に付けておく必要があります。

そのような嗅覚を持った人にとっては、ブックオフやハードオフは宝の山となりますが、そうでない人にとっては、逆に高い買い物をさせられてしまうかもしれません。
あれ、この話、どこかで述べたような???・・・・・・冒頭のエコポイントの話と全く同じでしたね。

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