So-net無料ブログ作成

自然エネルギー利用について考える [雑感]

日本の電力消費量をチャートにすると、全体として増加傾向にありながら(世帯当たりの電力消費はここ数年ほぼ横ばいのようですが)、1年の間では夏と冬にピークを持ち、1日の間では昼から夕方に掛けてピークを持つと考えられます。

ちなみに、そのようなチャートがネット上にないか、ちょっと探してみたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。
なお、世帯当たりの電力消費推移については、ネット上にチャートが存在します。

さて、電力消費推移のチャート(ティックデータ)が見当たらないので、ここからは頭の中で想像するとして、それを思い浮かべると、その形状はいわゆるフラクタル構造になっていると考えられます。

これは株価推移チャートにも共通するわけですが、決定的な違いは、株価推移が基本的にはランダムであるのに対し、電力消費推移は規則性があるだろう、ということです。
さらに、電力消費には絶対的な上限値が存在し、それを上回ることはけしてありません。

株価推移に基づいて効率的な売買を行なうためには、株価推移の上限よりもむしろ下限を気にすることが一般的ではないかと思いますが、電力消費の場合はその正反対、すなわち、上限を常に気にしなければならないわけです。

冒頭に述べましたように、電力消費推移は需要に応じて起伏が生じるわけですが、そのパターンはほぼ決まっています。
すなわち、夏場にピークを迎え(冬場もピークになりますが)、日中にピークを迎えるわけです。

実はこれは、太陽光発電にとっては都合の良い消費パターンとなります。太陽光発電は、日中しか発電できず、安定した電力供給ができない、と言われますが、通常の発電で不足する分を補う、と割り切れば、十分実用的なのかもしれません。

現状の電力消費推移を厳密に分析し、それを平坦化するに必要な電力量を、いわゆる過剰最適化と同様の方法で求めることで、最適な太陽光発電量が割り出せるのではないかと考えます。
このように、時間軸で考えると、現状の電力消費のバラツキを、上手く相殺できる解が見つかるのではないでしょうか。

この考えを更に推し進めて、時間軸だけではなく空間軸で考えることもできます。例えば、風力発電は風力が一定になり難いため発電量が安定しないという課題がありますが、例えば数10kmの範囲内に複数の風力発電機を設置し、それらをひと固まりとして考えれば、トータルの発電量はより安定することでしょう。

これは、株式ポートフォリオならぬ、発電機ポートフォリオです。
個々の発電機の出力は不安定でも、空間的に相関の少ない複数の発電機を並列的に運用することにより、安定度を増すことができると考えます。

闇雲に、自治体の都合や立地条件に応じて発電所を建設するのではなく、個々の発電機(所)の発電量のバラツキを考慮した上で、それらを上手く融合できる設置や送電網の整備を行なえば、自然エネルギーをより有効に活用することができるのではないかと思います。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。